もちゃばこ

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書籍レビュー:わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~

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文章をよりよく読むためにはどうすればよいのかを述べた本。

最近本を読むので、読解力を高めるために読んでみました。

 

はじめに

文章をよく読むときの妨げになるのがわかったという状態だ。

なぜわかった状態が、文章を理解する障害となるのかということを説明するのが、本の内容である。

詳細

理解を深める障害となる"わかった"状態は、正確に言うと"わかったつもり"の状態である。

"わかったつもり"には2種類あり、読みが足りずに"わかったつもり"になっているケースと、間違った解釈をして"わかったつもり"になっているケースがある。

わかったつもり1

まず最初に小学生低学年の国語の教科書に載っているような簡単な文章を読む。当然私たちには容易に読むことができ、"わかった"状態になる。このとき、わからないこともないし、もうこれ以上読みを深めようとは思わないのが普通だろう。

しかし、このあと掘り下げて細かく質問していくと、意外とわからないことが多く出てくる。私たちは"わかったつもり"になっていたのだ。

このように、"わかったつもり"が文章をよりよく理解する障害となることを理解する。

わかったつもり2

「布が破れたので、干し草の山が重要であった」という文があるとする。この文を読んだだけでは意味がわからないかもしれないが、ここに「パラシュート」という文脈を与えると、それに関する知識(スキーマ)が活性化し、パラシュートが破れたので、クッションとしての干し草が重要だという意味がわかるようになる。

このように、人は膨大な知識、記憶の中から特定のスキーマを活性化させることで、文章を理解する。しかし逆に、スキーマの活性化により、自分がわかったつもりになるように文章を捻じ曲げ、都合の悪いところは読み飛ばすように働くことがあり、これが間違った意味でのわかったつもりの原因の一つとなる。

本書では、実際にスキーマの活性化により間違った解釈が怒ることを実験している。

まとめ

文章をよりよく理解するためには、"わかったつもり"を脱出しなければならない。

読みが浅かったのかもしれないが、その脱出方法についてはあまり触れられていないように感じた。

おわりに

わかったつもりの対策として、私はこのような形で読んだ内容をアウトプットすることにした。

今回読んだ本もきっとわかったつもりになっているだけなのだろうが。

評価 

 

以上